以前にNetflixを試した時の記事を書いたのですが、その後アマゾンのプライムビデオに乗り換えました。
少し試すつもりで会員になったのですが、結局1年以上利用しています。
今回は何故プライムビデオを選んだのか、どうして今も使い続けているのかについて書きます。動画サービスを選ぶ際の参考になれば幸いです。
プライムビデオを選んだ理由
Netflixの時は勢いにまかせて登録してしまい、あまり使わないまま月日が経ってしまったので、今回は動画視聴に使える時間と料金との兼ね合いで選ぶことにしました。
動画の視聴に使える時間
僕は平日に観る時間がほとんどないので、週末(休日)と祝日の利用がメインになります。つまり月に8日から10日程度の利用というわけです。
ただ、週末も用事やら買い物やらで外出することもあるので、丸々動画の鑑賞に使えるわけではありません。
Netflixを使っていた頃を振り返ると、週末に映画を2、3本、月に10本程度観るのが限界でした。
当然ながら配信作品が膨大にあるサービスに登録しても鑑賞できるのは一部に過ぎませんし、宝の持ち腐れになってしまう可能性大です。
Netflixを使っていた時は正にその状態で、あれこれと観たい作品をチェックしておきながら、気づいたらほとんど観ないまま更新日なんてこともありました。
配信作品が多ければ選択肢も多くなりますが、やはり身の丈にあったサービスを選ぶべきだと実感しました。
決め手は安さ
大手の動画サービスの料金とサービス内容を一通り調べ、結果アマゾンのプライムビデオに決めました。一番の理由は安さです。
アマゾンの場合は、動画サービス単体の契約ではなく、プライム会員の特典の中に動画サービスがあるという形です。
また、特典の中には通販の送料無料、音楽の聴き放題、書籍の読み放題なども含まれています。この内容で月額500円ならお得ですよね。日本での利用者が増えているのもうなづけます。
動画の数が他サービスより少ないですし、音楽と書籍もオマケ程度なので、誰もが満足するサービスとは言えませんが、通販と動画鑑賞を併用する人にはよいサービスだと思います。
プライムビデオを使い続けている理由
当初は少し試すつもりでしたが、現在も利用しています。
一番の理由は月額の安さですが、ギフト券が使えることも理由のひとつです。
アマゾンには買い物に使えるギフト券がありますが、プライム会員の支払いにもギフト券が使えます。
また、動画1本あたりの単価という観点で比べると、プライムビデオが一番お得ということになります。
主要VODで月に12本の映画を観た場合の単価
サービス名 | 月額 | 動画単価 |
---|---|---|
Netflix | 990円 | 83円 |
Hulu | 1,026円 | 86円 |
プライムビデオ | 500円 | 42円 |
U-NEXT | 1,639円 | 137円 |
もちろん、観たい作品がそれなりにあることを前提とした計算なので、観たい作品があまりないなら参考にならないかもしれません。
あと、プライムビデオでは人気作や最新作が基本レンタル(別料金)なので、そのあたりの視聴を目的とする人には不向きなサービスだと思います。
また、アメリカでは料金が値上げされたので、日本でも今後値上げされる可能性はありますが、現時点ではそういった話がありませんし、僕のような新旧問わず、広く浅く動画をたまに鑑賞できればよいという人にとっては一番お得なサービスだと思います。
新着と配信終了のチェック
プライムビデオに限った話ではないのですが、見放題の対象になっている動画には配信期限があります。
この期限を過ぎると見放題の対象から外れて視聴できなくなります。
プライムビデオにはレンタルで借りられる作品もあるので、どうしても観たいなら別料金で借りる手もありますが、当然ながら期限が来る前に観ておく方がお得です。
配信期限が近い作品は公式ページでチェックできます。
配信が開始された作品もツイッターと公式ページで確認できます。
Amazon Prime Video(プライムビデオ)公式ツイッター
公式ブログでは「Amazon Prime Video 202*年**月に楽しめる新着コンテンツ」という記事で配信作品を確認できます。
また、以下のサイトでは配信の開始と終了をチェックできます。
作品選びの指標
僕が作品を選ぶ時は、作品ページの概要と★の数を見て決めます。
通販サイトと同じで、プライムビデオにも視聴した人のコメントがあるのですがコメントは読みません。
最後まで鑑賞せずに勝手な思い込みで書き込む人もいるので、あてにならないんですよね。
あと、とりあえず再生ボタンを押し、冒頭の部分で最後まで見たいという気分にならない時は再生を止めて他の作品ページへ移動します。
もちろん、後半から面白くなる作品も時々ありますが、イマイチのまま終わる作品も多いので、冒頭の10分程度で判断するようにしています。時間を有効活用したいですからね。
ウォッチリストを活用
プライムビデオにはウォッチリストという機能があります。
これはブックマークのようなもので、観たい作品を登録しておけます。画面の上にある「マイアイテム」をクリックしたらウォッチリストに登録した作品が一覧表示されます。
ウォッチリストに登録する時は、動画一覧に表示されるサムネイル画像にマウスポインターを乗せて「+」をクリックします。「+」表示が四角いマークになってない時は登録されていないのでマークが変わるまでクリックします。
また、配信期限が近づいている作品の場合は、登録した作品のサムネイル画像にマウスポインターを乗せると、期限の日付が表示されるので、時々チェックしておけば期限切れにならないうち鑑賞できます。
本来は観る予定の作品やお気に入りの作品を登録するための機能だと思うのですが、僕は仮置きの場として使っています。
動画の一覧ページをざっと見て、ちょっとでも気になったらウォッチリスト(ブックマーク機能)に一旦登録します。
動画の数が他より少ないとはいえ、それなりに動画がありますし、後で探すのは面倒なので、とりあえず登録しておいて、観る観ないは後で考えるようにしています。
CMのスキップ
毎回ではないのですが、プライムビデオでは本編の再生前にCMが流れます。
CMを飛ばす方法がないものかと考えていたのですが、公式のツイッターをチェックしたらオフにできないとのこと。
誠に申し訳ございませんが、CMをOFFにすることは出来ません。このたびのご意見につきましては、担当部署に申し伝えさせていただきます。これからもPrime Videoをよろしくお願いいたします。TN
— Amazon Help (@AmazonHelp) November 12, 2018
画面の右下に出るスキップをクリックしたら本編が始まるのですが、Chromeを使っている場合は「Video Speed Controller」という拡張機能を入れてショートカットキー(X)で飛ばす手もあります。
有料サービスでCMが流れるというのはいかがなものかと思いますが、料金が安いので仕方がないですね。
さいごに
今回はプライムビデオについてあれこれ書いたわけですが、参考になる部分はありました?
細かいことは書かなかったので、検討材料にはならないかもしれませんが、動画サービス選びにおいては限られた時間で使うということも大事なポイントだと思います。